2011年10月6日木曜日

「安心・安全・ふじしろキッズ」

10月5日(水),「安心・安全・ふじしろキッズ」の学習を進めている4年生児童に,安全・危険の視点についての話をしました。


「安心・安全・ふじしろキッズ」では,7月13日(水)に第1回目の地域探検をして,藤城地域内の「110番の家」や「みまもり隊シール」の貼ってある家を見つけました。
9月28日(水)には,第2回目の地域探検を行い,地域や保護者の方々の協力を得て,子どもたちが考えた視点で「安全なところ」「危険なところ」を探しました。


犯罪を無くすための努力をしていても,なかなか減っていかない現実があります。
しかし,犯罪予防能力を高めることで,犯罪の被害に遭わないように自分を守ることはできます。
犯罪の被害に遭わないようにするためには,「安全な場所」「危険な場所」を知って,危険な場所には近づいたり一人でいかないようにすることが大切です。
危険な場所を見つける視点は「入りやすくて見えにくい」です。
子ども達には,悪いことをしようとしている人が「入りやすくて」,何かあっても(起こっていても)周りから「見えにくい」ところと,説明しました。
この視点で「安全な場所」「危険な場所」を見る目を養うと,藤城以外のどこの地域に行っても,危険な場所は自分で見つけて近づかない,即ち,自分を守ることができるようになります。 


昨日は,たくさんのスライドの写真やイラストを使って,4年生のみんなにもいろいろ考えたり発表してもらったりしながら,話を進めました。

来週,10月13日(木)には,第3回目の地域探検を行います。協力してくださる地域・保護者の方達と一緒に「入りやすくて見えにくい」をキーワードに「安全なところ」「危険なところ」を見つけに行きます。子ども達も大人の人達も「景色を見る目」が育つことを願っています。