2011年6月19日日曜日

藤城学区自主防災委員会 総会

防災について関心の高い中,6月18日(土)午後7時より藤城小学校ふれあいサロンにおいて,深草支所坂本副区長,京都市伏見消防署樋口課長・長谷川係長の出席のもと,自主防災委員会総会が開催されました。
清田会長の挨拶の後,坂本副区長より,今回の東日本大震災で現代社会が抱えるいろいろな課題が浮き彫りになり,京都市においても防災計画の総点検を行うことになったことについての話があり,また,伏見消防署からは,平成23年度の伏見区自主防災会 防火・防災の取組についての話がありました。



内容は,
1.「市民防災行動計画」の周知及び「地域の集合場所」の選定。
2.自主防災リーダー研修の開催。
3.各自主防災部における防火・防災行事の実施。
4.京都市市民防災センター及び消防活動センターにおける防災研修の開催
などでした。




















その中で,私たちが至急決めなければならないことがありました。
それは,指定されている避難所に移動する前に集まる「地域の集合場所」の選定です。
これは,大地震が発生した場合,各町内で顔の分かる人たちが,お互いの安否確認や救出活動などを行う際に必要な情報を事前に把握するために集合する場所で,各町内会(細かな組単位でもよい)で,最寄りの公園・駐車場・地蔵盆を行っている広場など,皆が分かりやすく集合しやすい場所のことです。
地域特性を考慮し,よく話し合って集合場所の選定を行い,その場所をシールに記入して,日頃から目につきやすい場所に貼って非常時に備えようという取組です。日頃からのご近所のお付き合いの大切なことが改めて良く分かります。

その他,各町内会で行われる「消火訓練」の実施や,任期終了後の次の自主防災委員への防災マニュアルなどの大切な資料やのぼりなどの備品の引き継ぎが正しくできているか,各町内で確認することなどが話し合われました。
最後に,「今年,地域を挙げて避難訓練を実施したい。」と,自治連合会高橋会長から提案がありました。