10月30日(火)午前10時から京都市総合教育センター(永松記念ホール)において,放課後まなび教室推進感謝状贈呈式が行われました。
放課後まなび教室開設から5年目を迎えた教室が対象で,教育委員会からこれまでの献身的な取り組みを称え感謝の意を表するため,感謝状が贈呈され,藤城小学校の放課後まなび教室も受賞いたしました。
藤城小学校の放課後まなび教室は,藤城小学校運営協議会の中に特別委員会という形で設けられ,子どもたちの「居場所づくり」や「学習の習慣づけ」を主な目的として,多くのスタッフにより運営されています。
放課後まなび教室は,子どもたちにとってホットできる空間なのでしょうか,家庭内や学校の授業とは別の行動をみかけることがよくあります。
引き続き,スタッフと個性豊かな子ども達とが,お互いに刺激しあい,成長に向け楽しくいろいろな勉強ができればいいと思っています。
午前10時45分からは,感謝状贈呈式に引き続いて,放課後まなび教室 スタッフ研修会が行われました。
講師に桶谷 守氏(京都教育大学 教育支援センター 教授)を迎え,テーマに「子どもたちの健やかな成長を願って」~教育相談の現場から見えてきたもの~「子どもを取り巻く環境の変化」「規範意識,不登校,いじめ等の教育課題」について,私たちはどう考え取り組むべきか,という内容の講演がありました。
難解な短縮された若者言葉。
なぜ?どうして?,大人たちにとって理解しがたい子どもたちの世界。
その時代時代の経済環境や社会環境が,成長期の子供たちの生活スタイルに影響を与え,現在の状況になってきているようです。
高度情報化社会の中,コミュニケーションの手段は大きく変わり,スマートフォンなどの利用方法は,子どもたちのほうがどんどん先をいっています。知らない間に加害者や被害者になるネット社会の裏に潜む危険性など,私たち大人も知っておく必要性を強く感じました。